管理者サイト

イタリア世界遺産紀行  2008.4.20-29
 

イタリア世界遺産紀行・古代ローマの象徴「コロッセオ(古代闘技場跡)」

 S協の役職も1期2年が終わり、4月5日の支部幹事会で 2期目に入りました。
 合間を縫って念願のイタリアの世界遺産を巡るツアーに参加してきました。 
  


 

「コロッセオ(古代闘技場跡)」にて

 このコロッセオが完成した西暦80年は日本で言えば弥生時代後期、改めてローマ帝国時代の優れた
 建築技術には驚嘆します。

 今回、ローマに来て分かった事ですが、世界遺産の古代ローマ遺跡が密集している「コロッセオ」
 「フォロ・ロマーノ」を中心にローマ市内観光だけでも1週間は必要なことで、機会があれば次回
 は格安航空券で行って見たいと思います。





ヴァチカン市国、カトリックの総本山「サン・ピエトロ大聖堂」

ピエタ像
 聖堂内のミケランジェロ作「ピエタ像(サン・ピエトロの『ピエタ像』はミケランジェロ
 の数ある彫刻の中でも
ダビデ像と並ぶ最高傑作
)」「聖ペテロの司教座」「聖ペテロ像」
 朝一番で並ぶことなくゆっくり鑑賞してきました。



  

  
ヴァチカン美術館 ギャラリー通路の天井画

 総面積4万2000u 展示コースの総延長7qに及ぶ.世界有数の美術館。
 システィーナ礼拝堂のミケランシシジェロ作「最後の審判」「創世記」の天井画は
 絵画史上最高の傑作と言われるだけあって、本当に何時間でも見ていられるような
 深い感動を得ました。(私語も写真も×)

  

  

ローマの休日で有名な「スペイン広場」



   スペイン広場の階段は花満開でした。

「トレヴィの泉」皆さん噴水を背にコインを投げ入れていました。



 
 
1700年の眠りから覚めた街全体が世界遺産のポンペイ・アポロ神殿

 数年前見たポンペイ遺跡展 その時から是非機会があったら行って見たいと思っていた世界遺産です。

 今回のツアーの目玉 カプリ島 青の洞窟に行く予定をキャンセルして 二人だけでローマから200km
 離れたポンペイに 朝6時にホテルを出て 帰ってきたのは 夜10時でした。

 ナポリの西側にあるポンペイ遺跡は西暦79年8月24日にヴェスヴィオ火山
(雲の被かっている山)
 大噴火の火山礫と灰によって街全体が埋もれてしまいました。
 その後 1860年から考古学者によって本格的に発掘が開始され 現在は 6割程度が発掘され 今も続い
 ています。

 6-8mの火山灰から1700年振りに目覚めた街は現代に匹敵する街並みで 古代ローマ時代の文化の
 高さが伺われました。

 

1700年の眠りから覚めたポンペイ
              

   
1700年の眠りから覚めたポンペイにて

   
発掘された家の玄関のタイル絵「犬」
飼っていたペットをタイル絵にしていたそうです 2000年前に

   
2000年前に車道と歩道が分かれていたポンペイの石畳道

 


 
中世の至宝が今も輝き続けているピサの斜塔

   
ピサの斜塔を支える

 
 
アルノ川の南側の小高い丘・ミケランジェロ広場から「フィレンツェの街」を望む

   
フィレンツェのシンボル「サンタ・マリア・テル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」

 「花の聖母教会」と呼ばれているこのドゥオモはフィレンツェのシンボルです。
 1296年に建築家カンピオによって着工され、完成まで600年以上を費やされたそうです。
 
 この様なドゥオモ(大聖堂)を各地で次々と外観そして聖堂内を見学しました。
 無宗教でキリスト教に疎い私にはその歴史的意義は中々覚えられないですが
 このネオ・ゴジック様式の建築は実に壮観でした。





 

ルネッサンスの集大成ウフィッツィ美術館と一対の「ヴェッキオ宮」

 13世紀に建造されたゴジック様式の建物は現在、市庁舎として使われているそうです。


 

街全体が世界遺産、トスカーナ地方の古都「シエナ」

   
シエナの中心にある、中世の雰囲気が漂う「カンポ広場」

 このカンポ広場で毎年7月2日と8月16日に行われるパリオ祭りで騎馬競技が行われ
 祭りの起源は古代ローマ時代の軍事訓練に遡るらしく選ばれた10地区の代表が裸馬
 に乗り 3周する競馬で 勝者には豪華な絹の旗(パリオ)が与えられるそうです。
 壮絶な祭りで毎年大勢の負傷者が出るそうです。

  

  

美しき塔の街「サン・ジミニャーノ」にて

   
古いレンガ造りの街並みが美しい「サン・ジミニャーノ」の村落

   
「ロミオとジュリエット」のモデルになったカプレーティ家屋敷のバルコニー

   
中世の街並みが色濃く残る旧市街が世界遺産に登録「ヴェローナ」のエルベ広場。

   
ヴェネツィア(ベニス)
サン・マルコ広場から対岸のサン・ジョルジョ・マッジョーレ島と教会を望む

 ヴェネツィアと言えば運河 そしてゴンドラ。
 前々から何故道路が無くて運河しかないんだと思っていましたが 現地に行って解りました。

 ヴェネツィアは120以上の島が集まり出来た街で その島々を走る運河は170以上 その上に
 架かる橋は400以上 そんな不便な街ですが人気が高く金持ちでないと住めないそうです。

 夕刻時 6人乗りで約30分程ゴンドラで運河を遊覧しました。
 漕ぎ手は縞々のボーダーシャツに黒パンツ 写真だけ見ていると最高の観光気分ですが
 実際は20度Cくらいの気候でしたが 運河がチョッと臭い残念。

   

 

ヴェネツィアにて

   
天を仰ぐミラノのシンボル「ドゥオモ」イタリア最大のゴジック建築前にて

 このドゥオモ(大聖堂)は完成まで500年以上費やされたそうで
 聖堂内の壁面は見事なステンドグラスで囲まれておりました。
 屋上の135本の尖塔は見事で翌日の自由行動の時 トラム(市電)
 に乗って ドゥオモの屋上に上がってきました。



  

ドゥオモの屋上テラス 


    一番高い尖塔にはシンボルの「マドニーナ」が輝いていました。

   
ミラノ、ドゥオモ(大聖堂)内陣の見事なステンドグラス

 この様なステンドグラスが天井まであり 内陣の壁に10数ヶ所以上あリました。
 創られたのは15〜16世紀で新約聖書を題材にしているそうです。
 第二次世界大戦の時は地下に埋めて難を逃れたそうです。


  

イタリア第2の都市ミラノ
19世紀に造られたガラス天井のガレリア

 レトロな街に最先端のブティックとカフェがとけ合っていて素敵な雰囲気の街でした。
  
 


イタリア第2の都市ミラノ
建物は平均して5〜6階建 何処の屋上にも見事な樹が茂っていました。


 

管理者サイト