20代のころ正月は毎年この十勝岳の中腹にある白銀荘で過していました。
厳冬の十勝岳登山と三段山でのスキーです。
シール(アザラシの毛)を着けて日没前まで登り最後は白銀荘を目指して深雪の中を滑ってきます。
他の山スキーでは大体腰くらいまで深雪に埋まりながら滑りますが、三段山の深雪は本当に粉雪で
胸くらいまで沈みながら滑っていました。
登山とスキーの兼用靴に2m位の赤い雪崩紐をつけて滑ります。
転んだ時は深雪に隠れ雪崩紐か目印でした またストックを突き上げて居場所を知らせたりしました。
勿論、深雪に沈むのは若き日の「連れ合い」でした。
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